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ごあいさつ

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病院長あいさつ

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Let's begin!

 私が子供の頃、「飛び出せ青春」というドラマがありました。主人公の河野先生が、Let's begin!といつも言ってました。9歳の小学生であった私には意味がわかりませんでした。しかしながら、この言葉は非常に耳に残っておりました。中学生になり英語を勉強し意味がわかり、さらに好きになりました。

 本院は、徳島大学というアカデミアの病院です。アカデミアとしての病院の役割は、現存の最先端医療を実践することはもとより、未来のために新しい医療を創造することです。それを英文論文として全世界に発信しております。

 当院の卒後臨床研修センターは、医師としての第一歩を踏み出した初期研修医の臨床研修を支援することを目的としております。徳島大学病院はアカデミアを基盤としているため、教育、研究そして最先端医療の研修には定評があります。それに加え、日本各地の病院と提携し、研修医の皆様が2年間の初期研修を充実した期間としていただくようなオーダーメイドの研修を可能としております(AWAすだちプログラム)。

 さて、徳島大学病院は、徳島県最大の救命救急センターを有する隣の県立中央病院と、メディカルブリッジという橋で連結されており、総合メディカルゾーン(MZ)と呼ばれております。トータル1100病床数を超える、中国四国でも最大規模となります。このMZを基盤とした研修をより良くするため、毎年進化させております(MZ重点研修プログラム)。プライマリーケア・救命救急を得意とする第一線病院と、最高水準の高度医療を得意とする大学病院が連携する「命の最前線・メディカルゾーン」で最高の研修が行えます。

 当院の卒後臨床研修センターのキーワードは、「プライマリーケアからアカデミアまで」。2年間で、今後の医療人としての生涯の基盤となるような研修を自信を持って提供いたします。徳島大学病院で医師としての人生のスタートを切りませんか?

Let's begin!

センター長あいさつ

センター長あいさつ

 徳島大学病院卒後臨床研修センターでは、研修医の皆様が充実した臨床研修が受けられるよう、さまざまな活動を展開しております。徳島大学病院の全診療科のご協力に加え、徳島県内および県外の多数の医療機関と連携し、初期研修医の多様なニーズに対応した魅力あふれる研修プログラムを作り上げています。指導体制が大変充実しており、研修医ひとりひとりの声を大切にし、それぞれの研修医にマッチした研修スケジュールを作成することで、非常に満足度の高い臨床研修を実現しています。

 初期臨床研修で習得すべきことは、プライマリーケアを中心とした基本的な診療能力に加えて、医療人としての人格と倫理観です。これらは、将来どの診療科に進む上でも必須の要件です。初期臨床研修期間は、大学を卒業し、初めて医師として患者さんに接する修練の期間となります。臨床診療で経験したことすべてが勉強となり、日々成長することができます。当然、初期研修医は技術も経験も不足するため、指導医のもとで診療をする立場です。日々ご指導頂く指導医への礼儀や感謝を忘れてはいけません。また、初期研修医による診療を受けて下さる患者さんへの誠意と責任感を常に心に刻み、診療に従事してほしいと思います。

 徳島大学病院は、特定機能病院として、世界基準の高度医療を日々実践しています。各領域の第一線で活躍する医師も多く、教育体制が充実しています。高度医療を支える医療リソースは豊富で、将来選択する高度専門医療を早くから体験できます。また、豊富なシミュレーション装置を用いたトレーニングや各領域の指導医によるセミナー・実習も数多く開催されていますので、充実した臨床研修を経験できると思います。

 一方で、初期研修で必要とされるcommon diseaseに対する診療経験や地域医療の経験を十分に積むためには、地域中核病院や診療所での研修も欠かせません。当センターの研修プログラムは、高度医療を担う大学だけでは経験できない、実践的地域医療を担う医療機関と連携し、幅広く研修先を選択できることも魅力です。さまざまな医療機関で活躍するエキスパートの先生方と診療を共にし、多くの知識と経験を得ることは、将来のキャリア形成にも役立つと思います。

 このように当院の研修プログラムは、大学病院と地域の病院が医師育成という目標を共有し、それぞれの立場から研修医の教育を支え、より実践的な研修支援を行うものです。多くの研修医が集い、切磋琢磨しながら、楽しく充実した研修が行えるよう、当センターは全力で皆様の活動をご支援いたします。研修医の皆さんの成長と活躍こそが我々スタッフ一同の誇りです。頑張ってください!